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あ行~さ行から始まる用語


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あ行

圧縮指数
圧密試験で得られるe-logp曲線において、圧密降伏応力以上の直線部分の傾斜を表す指数。

圧密係数
圧密進行の速さを表す定数。

圧密度
圧密の進行の過程を表す係数。

アルカリ骨材反応
コンクリートに含まれるアルカリ性の水溶液が骨材(砂利や砂)の特定成分と反応し、異常膨張やそれに伴うひび割れなどを引き起こす反応。

アルカリシリカ反応
アルカリ骨材反応の一つ。コンクリート細孔溶液中の水酸化アルカリと骨材中に含有されるある種のシリカ鉱物(オパール、潜晶質石英、クリストバライト、トリジマイト)や火山ガラスとの間に生ずる反応。この反応によって生成するアルカリシリカゲルが周囲から水分を吸収することによって膨張する。この反応の進行は(1)骨材の反応性の程度、(2)骨材の粒度、(3)コンクリート細孔溶液中のアルカリ濃度、(4)環境温度、などの条件によって異なる。

移動流束
イオンの流れ状態。

液抵抗
コンクリートの電気抵抗が低いと導電率(浸透率)が高く腐食率が高くなる。コンクリートの抵抗のこと。

エジェクター方式
ポンプなどの機械的運動によらずに、圧縮空気から直接真空を作ることができる装置。

オープンループシステム
モータなどに動作指令を送るのみで、きちんと動作したかしていないかフィードバックを受け取らないで制御する方法。

か行

間隙水圧
土を土粒子と間隙流体(水+空気)に分けるとき、後者が有する圧力のことを間隙圧といい、飽和土の場合には間隙水圧という。

間欠運動
等速回転運動をしている原運動から、断続的な回転または直線運動の従運動を得る伝動機構。

含水比
土を構成している土粒子、水、空気のうち、水の質量と土粒子の質量との比。

乾燥収縮
硬化したコンクリート、モルタルなどが乾燥によって変形して縮む現象。

キャッピング
供試体に均等な荷重が加わるよう、セメントペーストなど適当な材料を用いて載荷面を平滑に仕上げること。

気泡間隔係数
コンクリート中に平均してどれくらいの間隔で「エントレインドエア(連衡空気泡)」(=AE剤やAE減水剤が持つ空気連行機能によって形成された約10~300μmの小粒径空気泡)が分布しているかを意味し、凍結融解に対する抵抗性の指標となる。

低温下でコンクリート中の水が凍結する際、体積が増加して大きな膨張圧を生じる。その圧力は内部に向かうが、近くに「エントレインドエア(連行空気泡)」が存在すると、まだ凍結していない自由水を介してこの圧力を逃がすことができる。水分の凍結が表面から内部に進行しても同様の現象が繰り返され、コンクリートは膨張圧による破壊を免れることができる。

コンクリート中の空気量が同じなら、粒径が小さいほどエントレインドエア(連行空気泡)の数は多くなり、気泡間隔係数は小さい値になる。
気泡間隔係数の値が小さいということは隣り合うエントレインドエア(連行空気泡)の距離が近いことを意味する。これは、圧力の逃げ場が近くなることであり、凍結による膨張圧の緩和に大きな効果がある。
一般に凍結融解の繰り返し作用を受ける恐れがある場合には、気泡間隔係数を200~250μm程度以下とする事が望ましいとされている。

キャリブレーション
測定器の読み(出力)と、入力または測定の対象となる値との関係を決定付ける作業。

共鳴法
振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。 振動数の等しい二つの音叉(おんさ)の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめることを共鳴という。コンクリートの弾性係数を算定する非破壊試験法の一つ。

空気量測定試験
フレッシュコンクリートの中の空気泡を測定する試験。

クローズドループシステム
モータなどに動作指令を送ったら、モータからのフィードバックをみて、動作量を調節する方法。

ゲージ圧
ゲージ圧=絶対圧-大気圧(その計測場所における計測時の大気圧を基準にしたもの)

コア供試体
コンクリート構造物より試験のために切り取った供試体のこと。

高強度コンクリート
コンクリートの一種。普通コンクリートよりも強度が高く、高層建築や大スパン建築の実現のために開発された。 高強度コンクリートは設計基準強度は36N/mm²~、超高強度コンクリートでは60N/mm²超のものもある。

高流動コンクリート
フレッシュ時の材料分離抵抗性を損なうことなく、流動性を著しく高めたコンクリート。

骨材安定性試験
骨材中に含まれる水が凍結する時の膨張と同様の膨張を硫酸ナトリウムの結晶圧で与えることによって、凍害に対する骨材の抵抗性を調べるために行う試験。

コールドジョイント
先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートとの間が、完全に一体化していない状態。

さ行

細骨材の粒度分布
砂、砂利などの骨材の大小の粒が混合している分布の状態。

再生骨材
コンクリート廃材から取り出した骨材。

差動トランス
変位センサの測定原理のひとつ。

残留強さ
粘土のせん断強さが一定の応力のもとで最大せん断強さに達し、その後変位量にかかわらず一定の値を有する性質のことをいう。何度も動いている古い地すべり地帯のすべり面部分は、残留強度まで強度が低下しているケースが多い。

シアノアクリート
各種接着剤の成分として用いられる有機化合物。反応速度が速く、一般的に瞬間接着剤として利用されている。

試験片破断検出
試験片の破断を検出するための機能。

自然電位
水中に金属が存在した状態で、外部から何ら電流を与えない状態で測定したときの電位。

実効拡散係数
コンクリートの細孔溶液中に存在するイオンの電気泳動のし易さを表す係数。

修正ポイントカウント法
気泡間隔係数を測定するための手法。
手動のスクリューにより水平方向及びこれと直角な方向の2方向に自由に移動できるようにした試料台上に研摩して仕上げたコンクリート試料を載置し、前記スクリューが一回転する毎に定位置で回転を止め、その停止度数を計数するようにしたもの。

周波数スペクトル
音を周波数によって分解して表示したもの。

照合電極
電極電位の測定時に電位の基準点を与える電極のこと。

ジョルティング装置
JIS R 5201で規定されている装置。モーターによりカムを回転させモルタル成形用型を上下に振動させる。
騒音・振動が大きいため、現在は「テーブルバイブレーター」が使用されることが多い。

シリカ
二酸化ケイ素、もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称。

垂直応力(有効応力)
土に働く全応力から、間隙を満たす流体が分担する圧力(間隙圧)を引いたものをいう。

スィープモード信号
低い周波数(500HZ)から高い周波数(20kHZ)に上げていくときのサイン波の信号のこと。最初は低い20Hzから始めて少しずつ上げていき最後は例えば20KHzにまで推移させる。

水和熱
水とセメントとが反応する水和作用にともなって、生成される反応熱。

スカイエアーサイクルシステム
温湿度と風速がどの位置の試験体でも同一条件にする為、天井パンティング、天井吹き出しにし、四隅のコーナーから吸い込む、マルイ独自の恒温恒湿循環方式。

スランプフロー試験
フレッシュコンクリートの軟らかさの程度を示す指標の1つ。スランプコーンを引き上げた後の、試料の直径の広がりで表す。

セメントミルク
セメントと水だけを練りまぜた液状のものをセメントミルクまたはセメント液という。

粗粒率
ふるい分けを行った場合、各ふるいを通らない全部の試料の百分率の和を100で除した値。骨材の大きさの概略値を示す指数。FM値(fineness modulus)ともいう。
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