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凍結融解試験機(A法)



製品技術概要

製品番号:
MIT-683-3-12,MIT-683-3-16,MIT-683-3-18,MIT-683-3-24,
MIT-683-3-28,MIT-683-3-32,MIT-683-3-40,MIT-683-3-48,MIT-683-3-64

「A法:水中凍結水中融解」試験を自動で行う試験装置です。
弊社独自の構造設計により、試験に必要なブライン液量を削減することに成功し、省コストとともに、省エネも実現しています。
タッチパネルで直感的に操作でき、また自己診断機能付で万が一のトラブル時も安心です。

製品概要

特長

  • 大型タッチパネルで簡単操作
  • 自己診断機能でメンテも安心
  • 独自の熱交換機の採用によりブライン液の量が少なく、省エネ
  • 温度分布が平面的に均一で、供試体位置による試験結果のバラツキがない

仕様

準拠規格 JIS A 1148 / JIS A6204 / JSTM C 730 1 /JSCE G 501 / ASTM C 666
方式 一槽式省エネ型ブライン循環方式/水中凍結水中融解方式(A 法)
適用供試体サイズ 100×100×400mm
操作画面 10インチカラーグラフィックタッチパネル
制御プログラム 温度による凍結融解切替、時間による凍結融解切替/任意によるパターン制御
機能・表示 取説機能・ヘルプ機能・総サイクル・残サイクル表示
自己診断機能 異常箇所を表示/対処法表示/漏電箇所判断(漏電チェック機能)
ブライン温度 -25℃~+20℃±1℃
試験体中心温度 -18℃~+5℃±2℃
試験槽材質 内外装SUS-304製ドア部結露防止ヒーター付
省エネ構造 冷却器を二重管方式、ブライン内容量を210L以下にした省エネ構造
オプション ゴム袋:100×100×400㎜
中心用型枠 :100×100×400㎜、1本(中心用ダミー棒1本付)

機種

型式 収納数 内寸法 外寸法 ヒーター 冷凍機 電源
MIT-683-3-12 12本 W850×D300
×H500mm
W1750×D500
×H1600mm
6.0kW 3.0kW 三相200V、
30A
MIT-683-3-16 16本 W1080×300
×H500mm
W2005×D700
×H1800mm
5.0kW 3.7kW 三相200V、
30A
MIT-683-3-18 16本 W540×D540
×H500mm
W1355×D780
×H1800mm
5.0kW 3.7kW 三相200V、
30A
MIT-683-3-24 24本 W1080×D410
×H500mm
W1905×D780
×H1800mm
8.0kW 6.0kW 三相200V、
40A
MIT-683-3-28 28本 W945×D540
×H500mm
W1760×D780
×H1800mm
8.0kW 6.0kW 三相200V、
40A
MIT-683-3-32 32本 W1080×D540
×H500mm
W1905×D780
×H1800mm
10.0kW 7.3kW 三相200V、
50A
MIT-683-3-40 40本 W1350×D540
×H500mm
W2275×D780
×H1800mm
14.0kW 9.7kW 三相200V、
60A
MIT-683-3-48 48本 W1660×D540
×H500mm
W2785×D1080
×H1800mm
15.0kW 12.0kW 三相200V、
75A
MIT-683-3-64 64本 W2160×D540
×H500mm
W3330×D1280
×H1800mm
20.0kW 15.0kW 三相200V、
100A

詳細情報

供試体収納数28本用タイプと、16本用コンパクトタイプが新登場

マルイのA法凍結融解試験機に、ご要望の多い3本×9セット用の28本収納タイプと、横幅がコンパクトな3本×5セット用が加わりました。
充実のラインナップで試験室のスペースに合わせて使いやすいサイズをお選びいただけます。

大型タッチパネルでカンタン操作、カンタン確認

大型カラータッチパネル(10インチ)で、操作・設定が簡単に行えます。
試験状況(試験経過時間、ブライン温度、供試体中心温度、残サイクル数、総サイクル数、試験完了時刻)も、一目で確認でき、試験管理がスムーズです。
また、画面左下の「?」ボタンを押すと、「ヘルプ画面」が出ますので、供試体のセット方法や試験設定方法を確認することができます。

マルイ独自の構造で、省エネ・省コスト・省スペース

既往の製品では、試験槽内に冷却器を設置するため槽の容量が大きく、ナイブライン液が多量に必要となります。そのため、冷却器・ヒーターともに大きなものになりがちです。
マルイでは、試験槽の周囲に設置した、外管に冷媒ガスを通した「二重管」の中をナイブライン液を循環させ冷却する、独自の構造を採用しています。
この構造であれば、試験槽自体は必要最低限の大きさでよく、必要なナイブライン液は従来の60~70%です。結果、冷却・加熱に必要な電力も大幅に削減することができます。
また、試験槽サイズを小さくし、ヒーターや制御盤、循環ポンプも効率よく配置することで、試験機自体もコンパクトになり、試験室を広くお使いいただけます。

均一な温度分布を実現

冷却器・ヒーターを循環したナイブライン液の吹出口を、試験槽下部全体に設置していますので、槽内の温度分布が平面的に均一です。
これにより、試験体位置による試験結果のばらつきを軽減することができ、試験体の場所入れ替えなどの手間がなくなりました。

「試験時刻予約機能」で、効率的な試験計画を立てていただけます

マルイの凍結融解試験機(タッチパネル仕様のもの)には、試験開始日時・時刻を予約しておける「予約機能」が内蔵されています。
この機能を使えば、例えば休日に試験開始をするなど、効率的に試験実施計画を立てていただけます。

「試験体管理テーブル機能」で、試験体の複数管理が可能です

「試験体管理テーブル機能」を使っていただきますと、試験槽内位置の識別タグ(任意:左列から、1、2、3、とする等)ごとに、試験サイクルの管理が行えます。
試験機の運転途中で別の試験体グループを追加しても、識別タグを設定することで、タグごとの残サイクル数が分かりますので、間違いのない管理が行えます。

「自己診断機能」でトラブル時も安心

試験機にトラブルが発生した場合、異常箇所が点灯表示され、原因と対処方法も表示されますので、お客様で即時にトラブルに対処していただくことができます。
また、漏電チェックも自動で行い、漏電箇所を表示いたします。


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経験豊かな営業チームがお客様のご要望をお伺いいたします。また、特注製品の設計・製作についてもお伺いいたします。
お客様独自の試験装置を製作することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
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