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コンタクト・ストレインゲージ



製品技術概要

製品番号:MIC-172-0-51

コンクリートの長さ変化を精度良く、室内はもとより現場でも簡便に使用できる測定器です。片手で操作可能です。
ドイツ製。

製品概要

特長

  • 抜群の測定再現性
  • 片手で操作でき、接近が難しい地点の測定も可能
    (測定後、ダイヤルゲージが固定されるので、離れた場所で測定値を読める)
  • 軽量かつ、特殊な操作技術は不要で、どなたでも簡単に測定可能
  • 消耗品はφ1.6mm鋼製ビーズ(もしくは鋼製ピーズを埋め込んだ「計測チップ」)のみで、極めて低コスト
  • オプションの延長部品を使えば、200mm/300mmの範囲も測定可能

仕様

準拠規格 JIS A 1129
測定方法 二点間距離を基準標準尺と比較し、ダイヤルゲージメモリ指針で測定
測定可能想定範囲 ±0.5mm
標準精度 1/1000 mm
標準ゲージ 100-60-40-20mm、インバー鋼製
付属品 ハンマー/ダイス/ポンチ(100-60mm用/40-20mm用)他
オプション MIC-172-0-81型「計測チップ」50個単位
MIC-172-0-85型「200mm/300mm延長器具」
→200mm/300mm用延長部品
→ダブルクブリックポンチ200mm/300mm用
→標準ゲージ200mm/300mm用

詳細情報

軽量で片手で簡単に操作でき、優れた測定再現性を発揮するストレインゲージ

「コンタクト・ストレインゲージ」は、 測定に特殊な技術を必要としませんので、どなたでも簡単に測定でき、 かつ抜群の測定再現性を発揮します。

操作は簡単、片手で操作レバーを握り、脚部のコンタクトポイントを測定ポイント(鋼製φ1.6mmビーズ)に 押し当て、レバーを放すだけです。
この際、ダイヤルゲージ指針はクランプされていますので、測定物から離れた位置で計測結果を確認することができます。

また、測定ポイントの設定が確実で耐久性があるため(=鋼製ビーズを埋め込むor計測チップを貼り付けるだけ)、 悪条件・長期間を隔てても定期的に検査測定が可能です。

(写真ではオプションの延長部品、計測チップを使用しています)

測定手順

① 測定器を片手で持ち、中指で引き金を充分に引き上げます。測定器の可動コンタクトポイントを静かに測定ポイントビーズの一方に置き、 もう一方のコンタクトポイント(固定)を残りの測定ポイントの上にセットします。この状態のまま測定器を両測定ポイントに軽く押さえつけます。 (引き金はこの時まで充分に引いたままにします)

② 引き金を徐々に下ろしていくと、まず可動コンタクトポイントがクランプされます。 さらに引き金を下ろし続けると、ダイヤルゲージの先端が下りてきて安定します。

③ 中指を引き金から離し、そのまま測定器を測定物から離します(引き金に触れないよう注意して下さい)。
測定値を確認しやすい場所に測定器を置き、値を読み取ります。

測定の原理

簡単な操作で、測定再現性を発揮できる理由は、下図にある、コンタクトポイントとダイヤルゲージ部の固定解除を2段階にする仕組みにあります。
この仕組みにより、押し当てる力で生じる指度の狂いを最小限に抑えています。


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