乾燥収縮試験用恒温恒湿槽
製品技術概要
製品番号:MIT-643-3-51E, MIT-643-3-52E, MIT-643-3-62E, MIT-643-3-53E, MIT-643-3-54E
コンクリートの乾燥収縮試験のための供試体 を保存する条件を一定に整える装置です。
コンクリートの乾燥収縮試験のための供試体 を保存する条件を一定に整える装置です。
製品概要
特徴
- 「スカイエアーサイクルシステム」で、槽内のどの位置でも試験環境(温度・湿度・風速条件)が一定
- インバーター冷凍機の採用で、省エネ効率をアップ
仕様
準拠規格 | JIS A 1129 | |
---|---|---|
温度/湿度 | 20℃±1℃/60%±5% | |
パネル | 床なし | |
内装/外装 | SUS製/カラー鋼板 | |
温湿度計 | 静電容量式デンキセンサー | |
風循環方式 | 天井パンチング全面吹き出し/4コーナーダクト吸い込み/天井空調室ダクト |
機種
型式 | 内寸法 | 外寸法 | 電源 |
---|---|---|---|
MIT-643-3-51E(1坪型) | W1716xD1716xH1950mm | W1800xD1800xH2400mm | 三相200V、30A |
MIT-643-3-52E(2坪型) | W3516xD1716xH1950mm | W3600xD1800xH2400mm | 三相200V、40A |
MIT-643-3-62E(2.7坪型) | W3000xD3000xH1950mm | W3100xD3100xH2400mm | 三相200V、40A |
MIT-643-3-53E(3坪型) | W3516xD2618xH1950mm | W3600xD2700xH2400mm | 三相200V、50A |
MIT-643-3-54E(4坪型) | W3516xD3516xH1950mm | W3600xD3600xH2400mm | 三相200V、60A |
その他
※ 上記寸法には制御盤・空調室・加湿機の寸法は含まれておりません。
※ プレハブ本体は、耐荷重のため床なしとなります。 ただし、床パネルが必要な場合には、パネルに鉄板に埋め込む等の対応も可能です。詳しくはお問合せください。
※ プレハブ本体は、耐荷重のため床なしとなります。 ただし、床パネルが必要な場合には、パネルに鉄板に埋め込む等の対応も可能です。詳しくはお問合せください。
詳細情報
「スカイエアーサイクルシステム」で、安定した槽内環境を実現
一般的な恒温恒湿槽では、吹き出し口・吸い込み口ともに1箇所ずつしかないため、風速の強くなる位置の供試体だけが 乾燥するなど、安定した試験環境を実現しにくいという問題点がありました。
マルイでは、この問題点を解決するため、「スカイエアーサイクルシステム」を採用しました。
このシステムでは、空調室で温度・湿度調整された空気が槽内に送り込まれる際、天井全面のパンチング板を通ることで整流となり、風速が一定となります。
さらに、槽内の空気は、各コーナーに設置された吸い込みダクト計4箇所から平均して吸い出され、空調室へ戻り、調整され、再度試験槽内へと循環します。
この方式により、安定した空気循環が生まれ、どの位置の供試体も同じ環境(温度・湿度・風速)で試験を行うことができるため、6ヶ月間という長期の試験でも 安心してご利用いただくことができます。
マルイでは、この問題点を解決するため、「スカイエアーサイクルシステム」を採用しました。
このシステムでは、空調室で温度・湿度調整された空気が槽内に送り込まれる際、天井全面のパンチング板を通ることで整流となり、風速が一定となります。
さらに、槽内の空気は、各コーナーに設置された吸い込みダクト計4箇所から平均して吸い出され、空調室へ戻り、調整され、再度試験槽内へと循環します。
この方式により、安定した空気循環が生まれ、どの位置の供試体も同じ環境(温度・湿度・風速)で試験を行うことができるため、6ヶ月間という長期の試験でも 安心してご利用いただくことができます。
画像説明文
インバーター冷凍機で、省エネ効率アップ
インバーター冷凍機を採用し、省エネ効率をアップさせています。またドア開閉による温湿度分布の乱れも精度範囲内に抑えています。
静電容量式湿度センサで、湿度管理精度も抜群
従来の恒温恒湿槽では、乾湿球式の湿度計によって湿度管理を行っていました。 ですが、この方式では、ガーゼ(ウィック)の取り扱い、通風条件、水質、温度変動等で誤差を生じる可能性があり、 常に正確な測定値を得るには、かなりのノウハウが必要となります。また、ガーゼ(ウィック)の劣化などが起こらないよう、管理・取替えの必要があります。
マルイの恒温恒湿槽では、静電容量式の湿度センサを採用することで、こうした測定誤差や、管理の手間をなくし、試験槽内を常に安定した条件に保つことができます。
マルイの恒温恒湿槽では、静電容量式の湿度センサを採用することで、こうした測定誤差や、管理の手間をなくし、試験槽内を常に安定した条件に保つことができます。
別売品
MIT-643-3-81/82型「乾燥収縮試験用供試体収納棚」
コンクリートの乾燥収縮試験用 供試体を収納する専用棚をご用意しました。
下記の特長で、安心して多数の供試体を収納していただけます。
下記の特長で、安心して多数の供試体を収納していただけます。
- 棚板がメッシュ構造で、天井からの微風が流れやすい
- 棚上下部に二列のSUSパイプを固定した、耐棚荷重200Kgの安心構造
- 棚幅を900mmにし、たわみを防止
仕様
寸法/材質 | MIT-643-3-81 型:W900×D460×H150mm/SUS製 MIT-643-3-82 型:W900×D460×H1800mm/SUS製 |
---|---|
オプション | MIT-643-3-83 型:連結金具(4個単位) |
その他
※ 複数設置される場合は、強度対策として連結金具で棚板を固定してください。