電気泳動によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験装置
製品技術概要
製品番号:MIC-187-1-03
塩化物イオンを含む溶液と含まない溶液で挟まれたコンクリート供試体の両側に直流を印加すると,負電荷を持つ塩化物イオンはコンクリートの細孔中を通って陽極側へ電気泳動します。 この陽極側の塩化物イオン濃度の増加割合が一定に達したとき,細孔中の塩化物イオンは定常状態であるとし,その時の移動流束をもとに, 電気化学法則(Nernst-Planckの式)を適用して実効拡散係数を求めます。
本装置は、土木学会基準(案)JSCE-G 571-2003に準拠した試験を行う装置です。
塩化物イオンを含む溶液と含まない溶液で挟まれたコンクリート供試体の両側に直流を印加すると,負電荷を持つ塩化物イオンはコンクリートの細孔中を通って陽極側へ電気泳動します。 この陽極側の塩化物イオン濃度の増加割合が一定に達したとき,細孔中の塩化物イオンは定常状態であるとし,その時の移動流束をもとに, 電気化学法則(Nernst-Planckの式)を適用して実効拡散係数を求めます。
本装置は、土木学会基準(案)JSCE-G 571-2003に準拠した試験を行う装置です。
製品概要
仕様
準拠規格 | JSCE-G 571 |
---|---|
構成 | 電気泳動セル:3式 陰極用電極及び端子(SUS 製):3個 陽極用電極及び端子(チタン製):3個 DC電源、電極への電圧印加用:3台 熱電対:6本 測定器ユニット(電圧・電流測定):1台 |