小型/標準型中性化促進試験装置
製品技術概要
製品番号:MIT-639-3-03,MIT-639-3-05
庫内の温度・湿度・CO₂濃度を一定に保ち、コンクリート供試体の中性化促進を行う試験装置です。
気流の偏りのない構造で、試験槽内のどの場所でも安定した試験環境を保ちます。
また、CO₂ガスの消費も抑えています。
庫内の温度・湿度・CO₂濃度を一定に保ち、コンクリート供試体の中性化促進を行う試験装置です。
気流の偏りのない構造で、試験槽内のどの場所でも安定した試験環境を保ちます。
また、CO₂ガスの消費も抑えています。
製品概要
特長
- 独自の左右対流構造で、槽内のどの位置でも安定した温室度・CO₂ 濃度分布を実現
- 静電容量式湿度センサの採用で、測定誤差・ウィック管理の手間がない
- 扉からのCO₂ 漏れ対策と、ドアロック安全機構を装備
- 装置外部には酸素濃度計を装備
- 槽内はオールステンレス製で腐食トラブルがない
仕様
準拠規格 | JIS A 1153 |
---|---|
温度制御範囲 | +20℃~+60℃±1℃ |
湿度制御範囲 | 30~90%RH±5%RH |
CO₂ 濃度 | 0~20% |
外寸法 | MIT-639-3-03型(小型):W1050×D890×H1620mm MIT-639-3-05型(標準型):W1450×D950×H1700mm |
内寸法 | MIT-639-3-03型(小型):W530×D540×H740mm MIT-639-3-05型(標準型):W700×D850×H1220mm |
材質 | (内外装・冷却器ともに)ステンレス鋼板製 |
棚板耐荷重/枚数 | MIT-639-3-03型(小型):100kg/段×4枚 MIT-639-3-05型(標準型):100kg/段×6枚 |
湿度センサー | 静電容量式電気センサー |
安全装置 | ヒーター/加湿器/過昇温防止サーモスタットファン/冷凍機用過負荷防止リレー |
詳細情報
左右対流構造で、安定した試験環境を実現
マルイの中性化試験装置は、空調室で調整した空気を、試験槽内を左右一定方向に対流させますので、 槽内のどの位置でも安定した温湿度・CO₂濃度を得ることができます。
また、加湿器を試験槽外に設置することで、余分なCO₂の取り込みがなく、省コストです。
その他、ドレイン水は再度、加湿器に戻る構造ですので、節水にもつながります。
また、加湿器を試験槽外に設置することで、余分なCO₂の取り込みがなく、省コストです。
その他、ドレイン水は再度、加湿器に戻る構造ですので、節水にもつながります。
静電容量式湿度センサで、湿度管理精度も抜群
従来の中性化試験装置では、乾湿球式の湿度計によって湿度管理を行っていました。 ですが、この方式では、ガーゼ(ウィック)の取り扱い、通風条件、水質、温度変動等で誤差を生じる可能性があり、 常に正確な測定値を得るには、かなりのノウハウが必要となります。また、ガーゼ(ウィック)の劣化などが起こらないよう、管理・取替えの必要があります。
マルイの中性化試験装置では、静電容量式の湿度センサを採用することで、こうした測定誤差や、管理の手間をなくし、試験槽内を常に安定した条件に保つことができます。
マルイの中性化試験装置では、静電容量式の湿度センサを採用することで、こうした測定誤差や、管理の手間をなくし、試験槽内を常に安定した条件に保つことができます。
CO₂漏れ対策も万全
ドア部はCO₂が漏れがない構造です。
また、「安全自動ロック機能」で、試験中に不用意に装置扉を開ける事故のないよう、安全対策も考えた構造です。
また、「安全自動ロック機能」で、試験中に不用意に装置扉を開ける事故のないよう、安全対策も考えた構造です。