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フルオートスキャン型動ヤング率測定器



製品技術概要

製品番号:MIN-011-0-12型

本製品は、JIS A 1127 「共振振動によるコンクリートの動弾性係数・動せん断係数及び動ポアソン比試験方法」に規定された試験装置です。
試験供試体の共振周波数を高速スキャンにて、リサージュ表示とともに自動表示します。
測定を自動化することにより、個人差をなくし、試験の省力化・効率化を実現しています。
単一測定と連続測定(JIS A 1148 凍結融解試験)が可能で、研究用・耐久性試験用として使い分けられ、付属のアプリソフトによりデータ収録・処理が可能となっております。

製品概要

特長

  • 共鳴周波数を高速スキャンにて自動測定します。
  • リアルタイムにて測定状況がグラフで確認できます。
  • リサージュ表示が本体測定機に表示され共鳴の確認ができます。
  • 本体のみ(PCなし)測定が可能です。
  • ダイヤルにて手動測定も可能です。
  • 電圧レンジは自動調整されます。
  • PCアプリではより測定がしやすく、収録・解析も可能になります。
  • PCアプリの凍結融解測定モードでは共鳴周波数のほかに、相対弾性係数、質量減少率及び試験サイクル数のグラフを作成します。
  • 1つの駆動台で「縦振動」「たわみ振動」「ねじれ振動」が測定可能です。
  • 測定精度の校正が可能です。

仕様

準拠規格 JIS A 1127
構成 本体計測器/振動器/検出器/(パソコン:オプション)
測定項目 縦振動/たわみ振動/ねじり共振
測定周波数範囲 300Hz~30kHz(±0.01%)最小ステップ1Hz
測定方式 自動測定/手動測定
検出器 アンプ内蔵型加速度センサー
操作表示画面 2.8インチカラーTFTタッチパネル
計測表示画面 2.8インチカラーTFTタッチパネル
計測(表示)内容 共鳴振動数/リサージュ図形/受信レベル(PCアプリ)周波数グラフ/
動弾性係数/対数減衰率/相対弾性係数/質量減少率/試験サイクル数
PC通信端子 USBType-B(PCはオプション)
PCアプリ 標準測定(単一測定)/凍結融解測定(連続測定)
本体 W300×D300×H100mm、3.2kg
計測器 W500×D250×H50mm
電源 AC100~240V、50/60Hz、5W

詳細情報

本体のみで共鳴振動数の自動測定が可能

マルイの新型動ヤング率測定器は、今まで必要であったパソコンなしの本体のみで共鳴周波数の測定が可能になりました。共鳴振動数はもちろん、対数減衰率やリサージュ図形を確認することも可能です。
本体の電源を入れてすぐに測定が可能です。

手動測定がしやすくなりました

本体に手動で周波数掃引ができるよう、本体中央部に大型のつまみを設置しました。
共鳴周波数におおよその予想がついている場合、手動測定によりより素早い測定が可能になります。

電圧レンジが自動調整されます

従来は手動にて電圧レンジを調整して周波数波形を見やすい大きさにしていましたが、新型動ヤング率測定器はこの面倒な電圧レンジを自動調整できるようになりました。

付属のPCアプリとオプションのパソコンを使用することでより便利に!

付属のPCアプリを利用することにより、よりグラフィカルで情報量が多くなり、簡単にデータの操作・収録・処理が可能になります。
また、凍結融解測定モードを利用することにより、凍結融解試験時の連続データを扱うことも可能です。
弊社凍結融解試験機と併用することで、より利便性が高まります。

測定精度の校正が可能です

弊社にて周波数基準機と比較することで、校正が可能です。

「縦振動」「たわみ振動」「ねじれ振動」試験が測定可能

同じ駆動台で「縦振動」「たわみ振動」「ねじれ振動」が測定可能です。

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