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真空凍結乾燥実験機



製品技術概要

製品番号:MIT-803-3-11

高真空で極限まで乾燥が可能で、仕上がりはポーラス状になるため復元性・溶解性に優れた乾燥品を作ることができます。

本装置は、省スペース設計ながら、タッチパネルやバルブ開閉等の制御機構が大型機と比べて劣りませんので、 生産プラント設置前のデータ収集、各種研究開発、新製品・新化合物の試作をサポートします。

製品概要

特長

  • 扉は前面から180°オープン可能な透明タイプで、内部が良く見え、作業も簡単
  • コールドトラップ除霜時間が短く、速やかな連続運転を実現
  • 万が一のトラブル発生時には「自己診断機能」で復帰までの操作をメンテナンス画面にてご案内
  • 見やすく使いやすいタッチパネルで、乾燥までの全自動運転が可能

仕様

加熱棚温度制御範囲 -20℃~60℃
到達真空度 10Pa
真空排気速度 133Paまで15分以内
コールドトラップ温度 -45℃
除霜排水時間 90分

製作仕様例

棚面積 トレーサイズ トレー枚数 脱水量 外寸法 電源
0.16m² W200×
D200×H30mm
4枚 3L W1100×
D750×H1650mm
AC200V、30A
0.5m² W450×
D450×H40mm
5枚 10L W1500×
D1000×H1800mm
AC200V、40A
1.5m² W500×
D500×H40mm
6枚 30L W1500×
D1500×H1800mm
AC200V、80A
2.5m² W600×
D600×H40mm
7枚 50L W1600×
D1600×H1800mm
AC200V、100A

仕様設計について

上記仕様例は標準としてのラインナップになります。
お客様の用途・ご要望に応じて、設計・製造させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

詳細情報

乾燥材料にあわせた「真空凍結乾燥」運転プログラムを、ステップごとに細かく設定可能

真空凍結乾燥」は乾燥物を凍結させた状態で乾燥させます。
高真空状態をつくりだし、「 固体→気体になる現象(昇華)」により乾燥させます。このとき、乾燥材料は沸騰はしません。

さらに、「乾燥時間」「温度」「真空度」を細かいステップに分けて設定した運転プログラムを作成することができますので、 様々な材料の乾燥を面倒な設定なく行っていただけます。
(設定した運転プログラムは、簡単に呼び出すことができます。)

運転プログラムの設定方法は、タッチパネルで簡単に行っていただけます。(入力可能なエリアに触れると、テンキーウィンドウが開きます)

「異常発生お知らせ機能」でトラブルの連絡もスムーズ

装置にトラブルが発生した場合、異常箇所が点灯表示されますので、修理・メンテナンスの連絡がスムーズです。
また、「異常発生」画面から「手動操作」に切り換え、タッチパネル操作でほとんどのバルブを閉じることで、乾燥物の乾燥状態を維持できます。
(異常箇所の修理については、装置全体の保全のため、お客様で処理されずに弊社の技術員におまかせください。)


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