「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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- 4 - 2.評価証明対象技術 2.1 技術の概要、仕様 2.1.1 技術の概要 本技術は、地盤定数を把握する原位置試験の問題点を解決して施工管理の合理化を図るため、軽量で持ち運びに便利で取り扱いやすく、反力を必要とせず、現場で即時に結果が判明する衝撃加速度測定器(キャスポル)を用いて地盤の支持力等を評価する技術である。 加速度法とは、加速度計が内蔵されたランマー(重錘)を一定の高さから地盤に自由落下させ、そのランマー(重錘)が地盤に衝突する際に得られる衝撃加速度の最大値を従来の地盤定数などに相関させる方法である。 また、この方法は①測定器の操作が簡単で、測定時間が短く結果がすぐに判る。②測定器が軽量で持ち運びに便利である。③試験に反力を必要とせず狭い空間でも使用できる特徴を有している。 したがって、地盤の支持力等の分布が短時間のうちに得られ、施工の効率化を図ることが可能である。 地盤の衝撃加速度を、衝撃加速度測定器(キャスポル)を用いて測定している状況を写真-2.1に示す。 写真-2.1 衝撃加速度の測定状況

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