「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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- 9 - 4.評価証明結果 4.1 衝撃加速度測定器(キャスポル)の適正評価 衝撃加速度測定器(キャスポル)で測定された衝撃加速度(Ia値)が、従来の原位置試験の補完値として使用できる。 4.1.1 確認方法 (1)目的 衝撃加速度測定器(キャスポル)で測定された衝撃加速度(Ia値)が、従来の原位置試験の補完値として使用できることを確認する。 (2)確認方法 下記の項目を室内試験、現場試験によって確認する。 1) 対象地盤材粒度の影響 2) 測定地盤勾配の影響 3) 測定深さの影響 4.1.2 確認結果 (1)対象地盤材粒度の影響 室内で供試体を作製し、それらの衝撃加速度測定を行って、①土質材料の最大粒径、②細粒 分、礫分の含有率と衝撃加速度のばらつきについて調査し、土質材料粒度による衝撃加速度測定器(キャスポル)の測定値への影響を検討した。 1)測定に用いた試料 測定に用いた試料の粒度分布を図-4.1に示す。(a)~(j)の試料作製に、マサ土(大阪府枚方 産)、笠岡粘土(岡山県笠岡産)、珪砂(岐阜県土岐産)、珪砂粉末および礫(大阪府淀川産)を用いた。表-4.1に試料の性状を示す。
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