「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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- 11 - 図-4.2 供試体の形状 3)測定結果 2)の①、②の項目について行った測定結果を次に示す。 ①最大粒径の影響の検討 5種類の礫にランマーを直接当てて、衝撃加速度を測定した結果を表-4.2に示す。 表中、供試体A~Cは試料(d)を締固めて作製されたものであり、供試体Aは礫を埋め込まなかったもので、供試体B、Cは礫を埋め込んだものである。試料(d)の最大粒径は9.5㎜で、供試体A、B、Cの乾燥密度、含水比、飽和度はそれぞれρd=1.818g/㎤、w=12.2%、Sr=72.1%である。 礫径を横軸に、衝撃加速度を縦軸に取って、測定結果をプロットしたものを図-4.3に示す。この図から、衝撃加速度の値は礫径が37.5㎜まではほほ同じ値であるが、礫径が53㎜以上では大きな値であることがわかる。 以上のことから、最大粒径が37.5㎜以下の土質材料であれば、測定値は一定で、そのばらつきも少なく、衝撃加速度測定器(キャスポル)の測定値に影響を与えないことがわかった。

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