「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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- 38 - 写真-4.2 測定値の表示状況 以上の結果から、衝撃加速度測定器(キャスポル)による衝撃加速度測定では、キャスポル の設置からディスプレイ画面上への測定値の表示、メモリーへの保存までを1分程度で行える ことを確認した。 4.3 正しい結果の表示と再現性 衝撃加速度測定器(キャスポル)が正しい結果の表示と再現性を維持していることを、定期 的な検定で確認することができる。 4.3.1 確認方法 (1)目的 衝撃加速度測定器(キャスポル)が正しい結果の表示と再現性を維持していることを、定期 的な検定で確認する。 (2)確認方法 下記の項目を定期的な検定試験によって確認する。 1)正しい結果の表示 衝撃加速度測定器(キャスポル)に使用している圧電型加速度計に、基準電気信号0.0mV,14.0mV,28.0mV,42.0mV,56.0mV,70.0mVの6段階を負荷し、圧電型加速度計の出力測定値との差(%)が±1%以内であれば、圧電型加速度計の出力測定値は直線性があり、正しい結果を表示していることとする。 2)再現性 基準ゴム(*)を設置した基準受台に衝撃加速度測定器(キャスポル)を設置し、Ia値 の測定を5回×10回、計50回行い、その平均値が20±2以内であれば、衝撃加速度測定器(キャスポル)に使用している圧電型加速度計は再現性があるとする。 *基準ゴムとは、JIS K 6301「加硫ゴム物理試験法」に規定された、スプリング式硬 さ試験機A形による「硬さ」が、70±5の性状を持つゴムで、直径が150mm、厚さ が100mmのものである。

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