「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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- 1 - 1.概 要 1.1 評価証明対象技術 1.1.1 評価証明 会社名 株式会社マルイ 代表者 代表取締役社長 圓井 健敏 所在地 大阪府大東市御領1丁目9番17号 1.1.2 技術の名称 衝撃加速度法による支持力等の原位置評価技術 1.1.3 技術の概要 本技術は、地盤定数を把握する原位置試験の問題点を解決して施工管理の合理化を図るため、軽量で持ち運びに便利で取り扱いやすく、反力を必要とせず、現場で即時に結果が判明する衝撃加速度測定器(キャスポル)を用いて地盤の支持力等を評価する技術である。 1.2 開発の趣旨と目標 1.2.1 開発の趣旨 構造物の設計に際して事前に地盤の特性を把握することは極めて重要である。現実問題として、地盤特性例えば支持力を測定する原位置試験の多くは、相当規模の反力装置を必要とし、しかも結果の判定までに長時間を要するという難点を抱えている。そのため、小規模構造物においては、試験による支持力の確認を行うことなく、周辺地盤の支持力を代用したり、経験による支持力の推定が行われたりしている。このような状況を鑑み、簡易的であっても、原位置試験の実施が可能な衝撃加速度測定器(キャスポル)を開発した。 1.2.2 開発の目標 (1)衝撃加速度測定器(キャスポル)の適正評価 衝撃加速度測定器(キャスポル)で測定される衝撃加速度(Ia値)は、従来の原位置試験の補完値として使用できること。 (2)迅速な測定法の開発 衝撃加速度測定器(キャスポル)を用いた迅速な測定法を開発すること。 (3)正しい結果の表示と再現性 衝撃加速度測定器(キャスポル)が、正しい結果の表示と再現性を維持していること。
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